キックオフイベント

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キックオフイベントの動画が完成

 5月19日(日)に開催されたにゃんがたセンタークリニック 
キックオフイベントのうち、後半の内容についての動画が完成しました。
 
 新潟の動物愛護の歴史と、様々な関係者の想いを感じることができるイベントになりました。改めて、ありがとうございました。
  
「猫問題における官民共同の取り組みについて」



ゲスト紹介(ナレーション動画)

 
 
シンポジウム本編


 また、アンケートで意見が多かった順にまとめました。(回答数125名)
 いただいたご意見は、今後の運営に活かしていきたいと思います。
 
 ◉杉本彩さん基調講演
知らないこと、衝撃的な内容に涙が出た、驚いた 
動物愛護法改正に理解を深めることができた 
劣悪な動物飼育がなくなって欲しい 
自分ができることから始めたい 
杉本彩さん、Evaの活動を応援したい 
県外の状況を知ることができた 
 
◉にゃんがたセンタークリニック、シンポジウムについて
この取り組みが広まって欲しい・これからに期待したい 
行政の役割は大きい、官民共同、みんなが協力することが大切
とても良かった、各分野の話が聞けて良かった。
自分ができることから始めたい、協力したい、ボランティアに参加したい 
新潟が先駆的だと知らなかった 
猫の問題だけでなく人の問題だと理解できた 
にゃんがたセンタークリニックがなぜできるのか理解が深まった 
不幸な猫が減ることを願っている 

にゃんがたメンバー 一同

2024年5月19日 キックオフイベント


  来賓あいさつ・基調講演・シンポジウム


  星野会長あいさつ・新潟市登坂所長

  キックオフイベント大成功

にゃんがたセンタークリニック開設に向けたキックオフイベントを開催しました

 清々しい青空の下、5月19日(日)午後1時から新潟市民プラザにて、にゃんがたセンタークリニック 開設に向けたキックオフイベントを開催いたしました。来場者は一般の方と関係者を合わせて412名とほぼ満席の中、クリニックへの理解を深めるだけでなく、ご来場くださった皆様と一体になった素晴らしいイベントになりましたことをご報告いたします。

 最初に主催者を代表して新潟県動物愛護協会会長星野伊佐夫様から開会のご挨拶があり、続いて、来賓の皆様からご挨拶を賜りました。新潟県知事花角英世様からはクリニック開設に向けたお祝いとアニマルウェルフェアが広まることへの期待、新潟市長中原八一様からは、家族の一員としてのペットの大切さ、新潟県獣医師会長佐藤博様からは獣医師会が取り組んでいる幅広い事業のご説明とワンヘルスの取り組みのお話をいただきました。また、新潟県議会議員、新潟市議会議員等、数多くのご参列もいただきました。

 基調講演では、女優・公益財団法人動物環境・福祉協会Eva理事長の杉本彩さんから動物愛護法改正に向けてのお話がありました。動物虐待の現状とその解決のために何が必要か、スライドによる悲惨な写真も含め詳しい説明に涙されるお客様も多くいらっしゃいました。生体展示販売やアニマルカフェなど営利を追求する業者への厳罰化も望まれますが、結局は、私たち消費者の意識が変わることが最も大切だというお話は、深く考えさせられました。

 続いて、にゃんがたセンタークリニック開設に向けて新潟市動物愛護センター長の登坂友一さんから、新潟市の現状と展望についてのスライド説明がありました。行政ができることには限りがある中で課題を解決するために知恵を絞った結果、官民共同のクリニックの必要性に至ったと話す登坂さんは、会場の皆様が熱心に耳を傾ける様子に胸がいっぱいになったそうです。「新しいことを始めようとした時、障害をクリアして扉が開いたら、今までとは全く違う景色が見える」という言葉でその感動を伝えていました。
 
 シンポジウムに移り、総合司会のフリーアナウンサー大杉りささんからに代わって新潟動物ネットワーク代表の岡田朋子がコーディネーターを務めました。最初に各ゲストのお人柄やこれまでの経験がナレーション動画で紹介されたところで会場の雰囲気は一気に和らぎました。(続く)

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     新潟県知事 花角英世 様

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     新潟市長 中原八一 様

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     公益社団法人新潟県獣医師会 会長 佐藤 博 様

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     一般社団法人新潟県動物愛護協会 星野伊左夫 会長

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     公益財団法人動物環境・福祉協会 Eva 理事長 杉本 彩 様

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     新潟市動物愛護センター 所長 登坂友一 さん

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     シンポジウム

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     総合司会 フリーアナウンサー 大杉りさ さん
 

 フリーアナウンサーの伊勢みずほさんから、動物を愛する一飼い主としての気持ちと責任感についてと、新潟市動物愛護協会が長年取り組んでいる野良猫の不妊去勢手術助成金制度を支えるチャリティーTシャツのPRがありました。新潟県動物愛護協会副会長の永松亮一さんからは、中越地震、東日本大震災を経験して、行政、獣医師会、動物愛護推進員、動物愛護団体、そして一般市民の皆さんの連携と、そこで培われた信頼関係が今に繋がっているというお話がありました。千葉からお越しいただいた黒澤理紗さんからは、幼少期からの純粋な気持ちが原動力となって、不幸な野良猫を獣医師という立場で減らしたいと、2017年から約4年間、新潟市内に初の不妊手術専門病院を開設するに至ったお話を伺うことができました。杉本彩さんからは、ご自身が暮らす京都市では動物ボランティアの育成制度があり、半年かけて様々なことを学ぶ仕組みがあるとお聞きし、素晴らしい先進例だと思いました。加えて、新潟の取り組みは全国に誇れるものだという嬉しい言葉もいただきました。

 

 今回のシンポジウムで特に理解を深めていただきたかったのが「多頭飼育崩壊とは何なのか」です。動物の問題ではなく、人の問題であり、高齢や独居、孤独や孤立など、社会全体で解決すべき課題が背景にあるからこそ、福祉分野との連携が欠かせないのです。会場には協力獣医さんや関係者の皆さんも多数参加され、事業の運営には多くの方々の支えが必要なことも、会場の皆様にご理解いただけたように思います。

 展示ホールでは、新潟県動物愛護協会、新潟県獣医師会の啓発ブースのほか、新潟市動物愛護協会のチャリティTシャツ販売、EvaやNDNの物販ブースなどに多くの人が立ち寄り賑わっていました。

 お配りしたアンケートには112名の方から回答をいただきました。チェック式ではなくコメントを記入する形式にも拘らず、多くの方がA4の用紙を埋め尽くすほどのご意見、ご感想を書き込んでくださいました。この集計結果については後日、ご報告したいと思います。

 遠くは県外からもお越しいただき、会場内の全員が1つの仲間になったような気持ちとなった1日でした。ご来場くださった皆様、ありがとうございました! クラウドファンディングでサポートしてくださったレディーフォーの担当者お二人も駆けつけてくださり、ありがとうございました。最後に、この場を借りて、陰でご尽力いただいた県や市の関係者の皆様、ボランティアで参加してくれた国際ペットワールド専門学校の26名の学生さん、一般ボランティアの方々、NDNスタッフに心から感謝いたします。

 本当の意味で不幸な命がない社会に向けて、引き続きのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
 
一般社団法人新潟県動物愛護協会
新潟動物ネットワークNDN
新潟市動物愛護センター
メンバー一同
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    シンポジウム 黒澤理沙さん、伊勢みずほさん、永松亮一さん、杉本 彩さん

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  コーディネーター 新潟動物ネットワーク 代表 岡田朋子さん

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 一般社団法人新潟県動物愛護協会

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   新潟市動物愛護協会

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   公益財団法人動物環境・福祉協会 Eva

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   公益社団法人新潟県獣医師会
   
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   協力金のお願い   

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